家づくりの疑問解消FAQ FOR BUILDING A HOUSE

情報収集をし、住宅会社を比較検討することが理想

住宅展示場にモデルハウスを出店している住宅会社は、独自の工法・構造、住宅の性能、意匠デザイン等を訴求するために建物を建て、自社の特徴や優位性、デザインや生活提案をアピールしています。エンドユーザーに自社の建物を気に入ってもらい、建築会社として選んでもらうことを目的としていますので、来場者に対してセールスもおこないます。

建築の知識や情報が少ないエンドユーザーは、何をどう選べば分かりませんし、進め方も分かりません。モデルハウスの見学においても「どこを見て、何を聞いたら良いのか分からない」というのが正直なところでしょう。
住宅は高耐久消費物であり、かつ非常に高価なものですから、本来はしっかりと情報収集し、住宅会社を比較検討して選択すべきものと思いますが、実際にそれが出来ている方は多く無いと思います。

個人住宅は極めてプライベートなものです。
住宅取得では施主や家族が考える「住まい方や目的」に合うことが必要ですが、施主自身が「住まいのイメージ」や「住まいの優先順位」が明確になって無ければ選択することは難しいと思います。「住まいのイメージ」や「住まいの優先順位」を明確にする為には、多くの住宅を見て、話を聞いてみるしかありません。

住宅会社を選ぶポイントとは

その上で、住宅展示場を複数見学する際のポイントですが、見ていく住宅を選ぶときは、「見た目（外観）」で選んで下さい。
人の好みはそれぞれです、自分の感性で、好き嫌いで、選択をして下さい。
先に述べたように、モデルハウスは各住宅会社のお勧めであり、得意としている建物の訴求ですから、見た目にそれが現れています。また、展示場の内見でも「興味惹かれるものがあるか」がポイントです。自分達が「いいなぁ」と思えるかが大事なのです。自分や家族の住まいに対する好みを分かれば自然に選択ができます。住宅展示場はそれを確認する場所なのです。

その他、住宅会社を選ぶ上で重要なキーパーソンとなるのが営業担当者です。営業担当者（会社）との相性を確かめるために、「こちらの住宅会社の売りは何ですか？3つ教えて下さい」と質問を投げかけてみて下さい。受け答えは千差万別、説明の仕方や仕草だけでなく、人となりも分かると思います。（社員の方も社風を表しています）
好意持てる方であれば、いろいろ聞いてみると良いでしょう。住まいづくりにおいて大切なのは、建物の人も、自分（家族含む）とフィーリングが合うかどうかです。
自分の物差しで主観的に判断して下さい。