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家づくりの疑問解消FAQ FOR BUILDING A HOUSE

初心者の疑問

サスティナブルな住宅とは具体的にどのような住宅のことですか?

サスティナブルな住宅の検討のポイントを教えます

「サスティナブル」って?

サスティナブルは「持続可能な」または「持続することができる」という形容詞です。私たちの活動が自然環境や資源に悪影響を与えず、その活動を維持できることを意味する言葉として使われています。サスティナブルな住宅というのは、地球環境に配慮しながら、住む人も末永く、快適に暮らしていけるという観点で設計された住宅ということになります。

例えばこんな家が「サスティナブル」!

具体的には、太陽光や風力などの自然エネルギーを生かした「ゼロエネルギー住宅」などがあげられますが、環境に優しく快適に暮らせる住宅という観点で考えると、自然素材や再生可能な素材の利用、維持管理を適切にして長持ちする工夫、多様性に対応できる可変性のある間取りなどもサスティナブルな住宅だといえます。

「サスティナブルな住宅」の検討ポイント

サスティナブルな住宅を検討していく上でポイントとなるのは、高耐久にするための構造の頑丈さ、高気密・高断熱の仕様で快適性と省エネ性が兼ねられる性能、スケルトン・インフィルで可変性に対応できる間取り、安全・安心で長持ちする自然素材の利用、そして自然エネルギーを取り入れエネルギーの抑制ができる設備などになります。

※スケルトン・インフィル住宅・・・スケルトン=構造体、インフィル=間取りや内装のこと。しっかりした耐久性の高い構造体と、ライフスタイルの変化に応じてリニューアルできるインフィルを明確に分けることで、長期的に快適に暮らせる住宅やマンションのこと

自然や人にやさしく、持続可能な住まい方が実現できる住宅

元々日本はサスティナブルな考えを取り入れた住宅を建てていました。地産地消の考えで地元の木材を使い、モノを大切に扱い長持ちさせる気遣い、田の字型に考えられた間取りは可変性に富み、自然エネルギーを上手に家に取り込む工夫、伝統的デザインには飽きがなく何百年も引き継いでいます。

サスティナブルな住宅というのは、自然や人に優しく、持続可能な住まい方が実現できる住宅ということなのです。

教えてくれた人

写真:人物

宅地建物取引士・公認不動産コンサルティングマスター 住まいコンシェルジュ

中川 雄二

住宅産業に従事して30年。2006年にはエンドユーザー向けに「住まいづくりのコンサルティング」をおこなう会社を立ち上げました。私が得た知識と経験を皆さんの住まいづくりにどうぞ生かしてください。

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